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活動内容の概要

京都大学大学院理学研究科サイエンス連携探索センターに配置されている専任教員として、教育・研究活動をしています。大学の通常の研究活動に加えて、京都大学理学研究科全体の社会連携事業の運営を担っています。

社会連携事業については、1名で行う活動から多くの学生スタッフさんと一緒に働く仕事をしています。社会連携事業には、事業実施による社会への効用という面に加え、学生さんへの広い意味での教育活動の側面もあります。

千年を超える文化を感じる京都、大学近くの地域から、日本や世界に向けて、活動していきたいと考えています。

教育

京都大学理学部で、SACRA広報・社会連携部門の運営に関係して、理学部専門基礎科目「理学と社会交流I」および「理学と社会交流II」を実施しています。それに加えて、京都大学の教職科目「教職実践演習」を担当しており、数学や理科の中高教員の養成にかかわっています。

京都教育大学で、「量子力学」と「相対性理論」の講義を非常勤講師として、担当しています。

研究

大学院時代の専門は素粒子物理学で、ポスドク時代に原子核・ハドロン物理学を専門とするようになり、高校生向けの科学者養成プロジェクトに携わったことをきっかけに、科学教育を主軸とした社会連携事業の実践的な研究を行うようになりました。

現在の専門は、科学教育、社会連携、科学コミュニケーションです。

出前・受入授業

小学校・中学校・高等学校等を対象に、出前・受入授業を行っています。小中学校では、光をテーマに3原色ライトや偏光板を使った実験を伴う授業、高等学校では、電磁気学の磁石や電磁誘導に関する実験をともなう授業を主に実施しています。このほか、現在は手探り段階ですが、文系・理系に共通の探究活動の意義や進め方についての授業を行っています。

連絡先・アクセス

居室:京都大学理学研究科1号館231号室

電話:075-753-3640

FAX:075-753-9410

メール:tsunemi あっと sci.kyoto-u.ac.jp